染色への道

一年半くらい前に型を作ったと思うがいろいろあって中断していた。友禅の方と協働しているプロジェクトもあり、やはり深く知るべきであろうと思って布を染めることにした。手始めに型を補強した。厚紙をレーザーカッターで切っただけなので水に濡らしたりしたらすぐに使えなくなる。ホームセンターで適当なものを探し、アクリル塗料を噴霧することにした。表裏3回ずつ塗ったが、それなりに防水できた気がする。なんとかこれで3回くらい保ってくれたらいいのだが。

型紙補強のためアクリルラッカーを吹き付けた(表裏3回)

続いて布を適当な大きさに切り、豆乳に浸した。布は木綿なのだが、豆汁で下処理しないとよく染まらないらしい。染色は化学反応を利用するもので、タンパク質と反応することで布が染まるという。絹布は蚕が吐き出したもので動物性タンパクを含むからそのまま使えるが、木綿はタンパク質を含まないので染まらない。染めるにはタンパク質が必要で、そのため布を豆乳に浸すらしい。牛乳でもいいらしいが臭いが残るので使わないものらしい。いろいろ勉強になる。

1リットルの豆乳を2倍に希釈して約2時間浸した(1メートル四方の布を6等分したもの)

2時間ほど浸してから干した。なんだか清々しい気持ちになった。

バルコニーで布を乾燥させる

夕方には完全に乾いていた。今日は天気がよかった。明日は出張なので今週の作業はここまで。次は防染をどうするか考えなくてはならない。最初は小麦粉を練って使おうと思ったが、型紙の細工が細かいので目詰まりする恐れがある。ろうけつ染めにしようかと思ったが、子供も参加できるワークショップを設計するのが目的なので火傷の恐れがあるようなものは使いたくない。障子貼りに使った「ふのり」を薄めて使おうかとも思うが、まだ結論が出ていない。小麦粉が防染に使えるのは、結局デンプンを含むかららしい。小麦粉をよく練って水に浸すとデンプンが底に沈み、上の方にグルテンが残る。元はこの沈んだデンプンを防染に使っていたようだ。

3時間ほどで完全に乾いたから部屋に取り込んで保管した


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