漁港へ

二日続けての遠出はためらわれたが、先週挑戦して不発だったのと、魚が欲しかったのと、食べたかったのと、お土産になりそうなハチミツで作ったハンドクリームが売られているとの情報があり、最古の漁港というところへ船旅。1時間程度で着くくらいの距離なので大したことはないのだが、先週その気になって船着き場に来るも、「今日は海が荒れているから出ない」との一言でふいに。今日は大丈夫だろうと思って出かけたら、今回はさすがにOKだった。とはいえ、最初通された40人乗りの船から90人乗りの大きなものへ、出港直前に乗り換えとなった。この意味は最後に明らかになる。

湾を出たところで波が荒れ出したが、それほどひどくない。船の二階部分に皆上って、景色を楽しみながらクルージング。下の写真に写っているのは監視塔。敵が襲来したら「のろし」を上げてとなりの塔の担当に知らせる。それを繰り返していって首都の司令部へ襲来を知らせるという仕組み。もちろん今は使われていませんが。。

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スズキを養殖してるとか。そして大部分は日本へ輸出しているとのこと。

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多少揺れたものの、まもなく到着。湾に入るなり、穏やかな海面となる。そろりそろりと中へ入っていく。

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色とりどりに塗られた漁船が売り物、らしい。

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あとはマーケット。手工芸品中心かと思ったら(アートクラフトみたいなものを想像していた)、町中の雑貨屋さんがそのまま露天になっただけという感じでそそられない。ハチミツのハンドリームを見つけたところで満足。(買わなかったけど)

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魚屋はそれなりに新鮮なものを並べている。しかし安くはない。よろこび勇んで買ったのは「ナガラミ」(という巻き貝の一種)だったはずが、帰ってからよくよくみるとエスカルゴだった(!!) こちらでは養殖しているらしい。八百屋でも売られていたので変だと思った。赤ワインとトマトで煮込んで食べたりするらしい。(保留中)

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焼き魚をランチに食べて、遅くなってしまったので時間ぎりぎりに船に戻った。なぜだか全員一階部分に座っている。眺めのいい屋上(二階)部分が閉鎖されていた。この理由は後ほど判明する。

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午後になって風が出たせいか、潮目に逆らって進んでいるのか、理由は不明だが、かなりの荒れ模様。大波に揺られてアミューズメントパークのアトラクション並の面白さ(?)。気持ちが悪くなって吐く人も。一方で一緒に最後尾に陣取って景色を楽しんでいたスペイン人らは嬌声を上げて大はしゃぎ。かなり揺れたときは海に放り出されそうになって、鉄の板にガン(!)とぶつかっていたが(主語はそのスペイン人グループの一人)怯むことなくはしゃぎ続けていた。一番揺れがひどいときは転覆するんじゃないかと(半分)本気で心配になった。しかし上手に、横波を受けないように、進んでおりました。さすがですね。船長さん。

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時間がなかったこともあって昼食を軽く済ませておいてよかったね、と安堵。吐くほどには至らなかったけど食後すぐに100メートルを全力で走ったのと同程度の胃の重さは感じていた。なのでいつものカフェによってコーヒータイム。カプチーノをゆっくり飲んだら胃が落ち着きました。

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