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マルタ大学にて春期セミナー開講

26日から一週間、マルタ大学にて春期セミナーを開講した。JAISTから自分も含めて4名の講師が授業を担当し、身体や言語、コミュニケーションに関する研究成果を話した。マルタ大からは学生やスタッフらが多数参加し、有意義な議論ができた。

まずは聖ヨハネ大聖堂横にてコーヒーを飲む

講義風景

マルタ大は建築ラッシュ

奥に見えている建物のさらに向こうにある建物に会場がありました

来週から春休みとのことで学生らはフェスティブ気分です

ローマ散策

VictorとCleliaに会った。二人とも元気そうだった。Victorはイタリアの演劇協会から依頼があったとのことでワークショップ指導のため南へ飛ぶ前に時間を作って会ってくれた。Cleliaは姉の介護の合間に時間をみつけて来てくれた。Victorには執筆中の博論について聞いたがいろいろ苦労しているようであった。

時差ぼけではっきりしない頭を乗せたまま街を散策した。

Corso通りを歩いていて何気なく入った博物館が充実していて驚いた。コレルリのパトロンだったり、ヘンデルが滞在していたり、音楽家ゆかりの館でもあった。

ローマにいて落ち着くのはカトリック信徒だからということもある

skyline(和訳が思いつかないけど)が面白いのも魅力のひとつ

ローマへ

ふたたびやってきた。最近、機会のあるごとに寄っているので、空港に降り立ったときのどきどき感(新しい土地に足を踏み入れるときに感じるような)がない。町中にいけば穏やかな気分。劇場の向かいにあるという三つ星ホテルに宿を取ったが、そんなに悪くなかった。食事を済ませて戻ってきたら、フロントの親父が「日本にはまだ侍がいるのか」と真顔で聞く。ラスト・サムライという映画を見たか、ワタナベはすばらしい演技をするねという。侍はすばらしい、私はラスト・サムライを20回、30回と見ているが毎回涙を流しながらて見ている。日本に侍はまだいるのか?

こういう場合、返答に困る。職業としての侍はいない(はず)。しかし侍の精神(スピリット)を受け継ごうとしている人たちはいますよ(実態は知らないけど)、と教えてあげたら安心した顔をした。嘘をついたのかなぁと自分はちょっと気まずい思いがした。どこかに侍はいますよね。きっと。

機内食にはいっさい手をつけず、リストランテへ直行

観光客が多いけどここの料理は悪くない

パンを食べるとイタリアに来たと実感します

ギリシア人だという「ぽん引き」に夜の街へ遊びに行こうと誘われた

アレクサンダーテクニークワークショップ

横江君が本を出版した。「自然に演奏してください―パブロ・カザルスの教えとアレクサンダーワークの共鳴」という翻訳です。(演奏家にとって非常に参考になりますので、お薦めします。)朝、そういえば富山に来ると書いていたなぁと思い出し、彼に電話したらやはり来ていたので出かけていった。紀伊國屋書店というメジャーなところでワークショップを開くとはさすがだ。参加者も多くて盛況だった。久しぶりにあって、楽しく過ごした。

自然に演奏してください―パブロ・カザルスの教えとアレクサンダーワークの共鳴-ビビアン-マッキー

肩胛骨の位置を修正

ホーム整体師さんに体の調整をお願いした。肩胛骨の位置が少し上にずれているとのことで、正しい位置を教わった。原因は息の吐き方が足りないから。子供の頃水泳やっていたせいで、肺活量が標準よりもやや多め(4,000cc+)なのでそのせいでは、と言われたが、うまく吐き出せないので肩が上がり気味だという。直してもらって、すごい快適に。動きの自由度が劇的に向上した。で、思ったけど、これって長拳の構えの姿勢ですね。ON/OFFでいう、ONの体勢をうまく作れなくなってたみたいです。肘も楽に落とせるようになりました。あとは足の甲の右の方にもアプローチしてもらって、お蔭で(太極剣の)弓歩が正しくできるようになった(というか間違ったやり方をしていたことを理解できた)。ほかにもいろいろ押してもらって体の状態が別物になった。自分ではできないけど、せめてヨガか長拳の基本でも毎日やるようにしよう。。。と思いました。